テープLEDを使ってDIYで店舗照明を作ろう! LEDの色や明るさを自由にコントロール

CHAPTER10 オシャレな間接照明の極意

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  • これまでたくさんテープLEDを紹介しましたが…同じテープLEDでも「付け方」や「カバーの有無」等で印象はかなり変わります LEDの粒々感を出さない間接発光の光らせ方なども店舗照明では効果的 しかも!がぜんオシャレです☆
  • そうそう♪まさにこういうネタを待っていたよ! ヘアサロンはオシャレかつリラックスできる空間じゃないとね
  • ??へ、間接発光ってなんだ?
  • テープLEDの光源を直接見せないように反射した光で演出するやり方ですよ。 例えば(↓)こんな風に!

※RGBテープLEDで色変化させる技と組み合わせた例

  • うーん、幻想的でいいですねぇ。こういうのやりたいデス。 バーですから、ムーディで良い雰囲気に演出したい
  • ココで使ったのは普通のRGBテープLED。 棚の下などに地面に向けて仕込んでいます。
  • なるほど〜。間接的にっていうのはそういうコトか。
  • 八百屋さんは“直接発光”ばっかりだったから少し取り入れてもいいかも♪
  • でもなぁ、ウチの商品棚の下にはこんな都合のいい段差はないなぁ〜。 大根の棚を間接発光でライトアップしてみたいんだけど〜
  • ムムム……。そう言えばウチのバーの棚も、テープLEDを隠せそうな段差がありません。
  • テープLED自体を覆うカバーみたいのを作ればいけそうだけど……カバー自体の見栄えが悪かったら意味ないしなァ。
  • 以前“テープLED用のアルミフレーム”を紹介しましたが(※連載第1回 CHAPTER.7で登場のアイテム)あれのカバーには、半透明とか乳白色のものもありますので…併用すれば、どこでもボワーンとした間接発光を作れますよ!

テープLED用アルミフレームは間接発光に活用できる☆アルミケース内にLEDを収めるので「放熱性を高める」というメリットも!

同じテープLEDでもカバーを変えるとこんなに印象が違う! 間接発光と明るさのいい所どりは半透明カバーかな 透明なので間接発光ではないが、裸でテープLEDを貼った状態より見た目がキレイ。非点灯時の見栄えが良くなるのも重要なポイント。 透過具合としては中間のタイプ。まだ粒感は残ってはいるが、だいぶぼやけた感じになる。明るさもそれほどスポイルされていない。 ぼわーんとした柔らかい発光具合になる。ただし多少テープLEDが暗く見えてしまう…というデメリットはある。でも一番ムーディな光だ。

  • 見栄えが良くなる&放熱性アップで、一石二鳥だな−。
  • ちなみに「カバーはいらない。放熱性だけを上げたい」という目的なら、シンプルなアルミフレームもあります。

アルミ平角棒 テープLEDの幅と同じ、1センチの幅のアルミプレート。テープLEDの熱を逃がしてくれるので、木製の棚などに貼る場合には有効なアイテム。

〜応用的なDIYテク〜アルミフレームのコーナー処理 コーナーでは若干加工が必要。キレイに仕上がります!

1 カバーは樹脂製。カッターなどで切断することができる。 2 こんな風に長いカバーを2本に分ける。もとは1メーターのを50センチに分けた例。 3 コーナー部はそのままだとこんな感じに(↑)重なりあってしまうので… 4 両方の断面をそれぞれナナメに切り込んでおくとよい。これもカッターでできる。 5 アルミフレームの切断は鉄ノコなどでも切れることは切れるが、切り口が汚くなりやすい。キレイにやるなら丸ノコなどを使うのがベター。今回使った卓上丸ノコは、刃をアルミ用のものに交換してある。

壁に設置したところ

コーナー処理さえできれば自由自在に間接発光ビームを走らせることが可能 光っていない時の見た目も自然! ひとくちメモ 内部のテープLEDを90度折り曲げるときは、ハンダなどが折れないように注意!! どこで曲げてもいいわけではなく、“何も部品がないところ”で曲げるのがコツ

テープLEDって使い方次第でいろいろな照明が作れるのね! 自分で取り付けたのが光った時、嬉しいし♪ 今回の連載でテープLEDの基本的な扱いはだいたい説明できましたが…実際どう光らせるかは使う人のアイデア次第なんですよね。 ぜひいろいろ工夫して、お客さんがいっぱい集まる店舗を作ってくださいね〜! ウチは電球色LEDをオシャレに間接発光させたいなァ。 私はRGBテープLEDと乳白色カバーを組み合わせてムーディな照明を作りマス♪ いいなァ。だったらオイラは“Super流れる×10メーター流し”で……。 …それで野菜を照らすのだけは、やめた方が! まぁ 個人的には、お店の性格に合わせた照明を作るのが大切だと思うよ。 確かにそうですね。いつか機会があったら、いろんな業種の店舗ごとの照明テクニックなども実践編として紹介したいと思います。

テープLEDの奥はまだまだ深い。わからないことはアキバLEDピカリ館に行って直接聞いてみよう! ご来店お待ちしてます

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