テープLEDを使ってDIYで店舗照明を作ろう! LEDの色や明るさを自由にコントロール

CHAPTER6 電源をひとつにまとめるには?

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  • 増幅器があればテープLEDをどんどん増やしていける! 便利〜♪
  • だけど…テープLEDも量をどんどん増やしていくと店がアダプターだらけになってしまうな〜。
  • そうですね。ある程度のレベルまで来ると最初にライトバーを1個だけ付けていた頃とは違って…“電源をひとつにまとめたい”というニーズが出てきます。
  • え? もしかしてもっと容量の大きなACアダプターがあるわけ?
  • いやいや、それはないです。ACアダプターは大きいものでも5アンペアまでです。

12Vの場合一番大きいもので5アンペアまで

  • …ということは、前に教わったマージンも考えると7割駆動で3.5アンペア分くらいまでか。

ひとくちメモ ACアダプターの容量に対して、70%位までで考えておく。その方が安全だし耐久性も上がるのです。

  • 3.5アンペアってことは…10メーター分のRGBテープLEDを光らせるには足りませんね。
  • その場合は本格的な電源ユニット(→)を用います。 有名なのがコーセルですね。

見た目はほぼ同じ。サイズが大きくなると容量も大きくなる

ピカリ館★野田店長 ワンポイントアドバイス この手の電源は表記がW(ワット)になっていますが、12(ボルト)で割り算すればアンペアが分かります。 ひとくちメモ ※同じアンペア数であってもACアダプターよりはコーセル電源のほうがはるかに安定する。

  • コーセルは日本の部品を使っていて組み立ても日本国内で、信頼性の高さは折り紙付きです。例えばプロの看板屋さんなどがLED照明を作るときは、「LEDは日亜化学、電源はコーセル」…が定石だとか。 確かに販売していて、トラブルの話をまったく聞きません。
  • へぇ〜。コーセルってそんなにスゴイのか〜。
  • ただしそれだけに値段は高いです。店舗をはじめたばかりで初期投資を抑えたい、という人には別の選択肢もありますよ。
  • 電源ユニットにもいろいろと種類があるわけね。
  • 売れ筋は台湾のMEAN WELL(ミンウェル)の電源ユニット。 これだと価格を半分位におさえられます!

ミンウェルも容量が大きいほどBIGサイズに

  • 例えば10年とか長い期間そのまま使うつもりで信頼性の高い電源が欲しいのならコーセルを薦めますが、予算を抑えたい!  というのであればミンウェルがオススメ。もちろん特に耐久性が低いというわけでもないし……実際ほとんどトラブルは聞きませんから。
  • それにしても一番大きい350Wって350÷12=29.1……30アンペア近いってことか〜!
  • スゴイ! RGBテープLEDを大量に使えます(笑)。

電源をひとつにまとめる時の計算方法

ACアダプターはアンペア表記だったので、テープLEDの消費電力を12で割ってアンペア表記に直してから比較。一方コーセル電源などは最初から消費電力で記載されていて、テープLEDの消費電力と直接比較ができる。 使うテープLEDの消費電力の合計が…電源ユニットの7割程度に収まっていればOK 電気のマメ知識

  • CHAPTER 5で紹介した配線パターン②「RGB 150LED」5メーターを、2本分まとめてひとつの電源へとつなげてみましょう。 テープLEDじたいは36Wなので、2本の合計で72Wということです。

コーセルの100Wならマージンをみて7割計算で考えてもちょうどいい☆

  • これならカンタンに計算できるな〜。
  • 例えば……連載 第1回の最初に出てきた60センチライトバーだったら1本あたりが7Wだったから…

つまり! 10本ものライトバーが100Wの電源ひとつにまとめられる!!

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