テープLEDを使ってDIYで店舗照明を作ろう! LEDの色や明るさを自由にコントロール

CHAPTER8 目立たせたいなら“流れる”テープLED

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流れるテープLEDは、細かく色や明るさを変化させることで……光が流れているように見えるのね

これまでに紹介したテープLEDは、光が流れたりはしませんでした。 ここで紹介するのはテープLEDの中でも光に動きのあるもの! とにかく目立たせたい!という場面で有効な光です。

  • あれ? でもRGBテープLEDもコントローラーの制御次第で、光に動きがあったじゃない?
  • これまでに紹介した“普通のRGBテープLED”はRGBコントローラーで光を変化させられるとはいっても、全体が同時に色変化するので、まだ落ち着いた印象です。 同じRGBでも“流れるRGBテープLED”になると一気に派手なイメージになりますよ〜。

普通のRGBテープLEDは全体が同時に色変化 流れるテープLEDは細かく変化し“流れ”を表現

  • よく見るとすごく細かく色が切り替わっていくんだなァ。
  • それで流れているように見えるワケね。

ピカリ館★野田店長ワンポイントアドバイス 普通のRGBテープLEDの目的は“色を変えられる”ことにありました。対して流れるテープLEDは“動きで目立たせる”ことが目的なんです。

流れるテープLEDの種類 後ろにいくほどどんどん派手になりますヨ〜

  • 単色 流れるテープLED 写真は白だが、いろいろなカラーバリエーションがある。単色でも部分的に明暗差を作りながら光の動きを表現。メリットとしては別途コントローラーなどを必要とせず、12V電源とつなぎさえすれば光が動き始める。そのかわり点灯パターンは内蔵ICのプログラムを延々と繰り返すのみ。
  • 簡単 流れるRGB 流れるRGBテープLEDの入門モデル。これも別途コントローラーなどは不要で、内蔵されたプログラムにより自動的に色を変化させながら、流れる光を表現している。そのため12V電源に取り付けるだけでいい。ただし全てが自動なので、自分好みに制御するといったことはできない。
  • Super 流れるRGB LEDチップ3個単位で光り方を制御。色が変化しながら“流れる”。通常のRGBコントローラーは使用できず、専用コントローラーを使う。5メーターで150LEDを搭載。電流値は5メーターで3.8アンペアなので、5アンペアのACアダプター1個で光らせることができる。流れるRGBテープLEDとしてはコストパフォーマンスが高く売れ筋。
  • Ultra 流れるRGB 光っている印象としては「Super流れるRGB」と似たような印象だが、よく見るとLEDを1発単位でより細かく変化させているのがわかる。これも専用コントローラーが必要なタイプ。5メーターに搭載されるLEDが300個に増えるので、明るいが消費電力は大きめになってしまう。
  • Super 流れるRGBダブルライン 600LED/5m Super流れるRGBテープLEDが2列並んで一体化したようなデザイン。5メーターあたりのLED搭載数も倍の300個に増える。膨大な種類のテープLEDをラインナップするピカリ館の中でも“最も派手な”テープLEDと言える。専用コントローラーが必要。

ひとくちメモ 「Super流れるRGB」、「Ultra流れるRGB」、「Super流れるRGB ダブルライン」は……通常のRGBコントローラーではなくそれぞれの“専用コントローラー”を使う。 「Super流れるRGB」や「Ultra流れるRGB」は、通常のRGBテープLEDとは違い3発単位あるいは1発単位で細かく制御しているのが特長。そのためプログラムなども普通のものとは異なり、コントローラーも専用品が必要となってくるのだ。

  • お〜、このUltra流れるRGBを使って野菜をライトアップしたら…ウチの八百屋めっちゃ目立つんじゃねーか♥
  • 待て待て! せっかく高演色で鮮やかに見えているのがブチ壊しになるだろーがッ!
  • いくらLEDが進化しても大切なのはやっぱり“使う人のセンス”なのね。 うんうん。
  • ヒカルちゃん何か言った?
  • ううん。なんでもない。
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